1916年(大正5年)に、江戸時代から続く芝居茶屋「稲竹」を廃業した今井寛三さんが
同じ場所で「今井楽器店」を始めました。
後にブギの女王・笠置シヅ子さんを売り出す服部良一さんも常連であり、彼は道頓堀が育んだ洋楽を音楽を「道頓堀ジャズ」と呼称しました。
1946年(昭和21年)には戦争で焼失した楽器店に代わり「御蕎麦処 今井」として再出発。
今の「道頓堀 今井」へと繋がります。
現在も、「浮世小路」という路地沿いに店舗側面を利用して、「稲竹」や「今井楽器店」時代の思い出や資料を公開しているという、とっても粋な、おうどん屋さんです。
冒頭の画像「(大阪名勝)道頓堀」(大阪市立図書館ホームページ)