大大阪

出入橋

日本では、明治時代に鉄道が開通しましたが、水運もまだ重要であり、両者の連絡のために、貨物駅には船溜まりが必要でした。 国鉄・大阪駅には1877年(明治10年)に、曾根崎川(のちに堂島川まで延長)から大阪駅(貨客分離後は梅 …

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出入橋きんつば屋

「出入橋きんつば屋」さんは、その名の通りのきんつば屋さんです。1930年(昭和5年)に、大阪市北区の出入橋で創業しました。 きんつばと言えば、昔は米粉で作った皮で、餡子を包んで焼いていて、形も丸型刀の鍔みたいだったらしい …

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あみだ池大黒

明治37年、日露戦争の折、明治天皇より戦地への慰労品として、菊のご紋入りの粟おこし、「恩寵のおこし」が35万箱も送られました。 戦地でとても喜ばれ、帰国後にその評判が全国に広がり、大阪名物・粟おこしが有名となります。 そ …

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粟おこし

粟おこしとは、米を蒸して干したお菓子で、その起源は弥生時代にまで遡ることができます。そのため。日本最古のお菓子ともいわれています。 平安時代には貴族のお菓子でしたが、江戸時代に米や飴が手に入りやすい天下の台所「大坂」で一 …

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あみだ池(和光寺)

552年、百済国より仏教とともに伝わった日本最古とされる阿弥陀如来像が、廃仏派の物部氏により大阪の堀江に棄てられました。 その後、その仏像は信濃国司の従者・本田善光にて引き上げられ、長野善光寺のご本尊として祀られています …

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末廣堂のさつま焼

住吉大社近隣にある末廣堂さんは、明治初年の創業以来、住吉大社御用達菓子店として、長く愛されてきました。 そんな末廣堂さんの看板商品が、開業当初から今も変わらない「さつま焼」です。 元禄の頃、住吉大社の門前町では、住吉産の …

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住吉人形

かつて住吉大社には、お土産品として 住吉人形がありました。 江戸時代に、伏見で伏見人形の修行をした北尾安兵衛さんが、そのはじまりであると言われています。 その後、廃絶しましたが、堺の湊焼の窯元である津塩家が大正時代に復興 …

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丸福珈琲店

東京武蔵小山の洋食レストラン「銀嶺」のオーナーシェフだった伊吹貞雄さんが、大阪に本格珈琲を広めるべく、東京のお店を畳んでまで、大阪の新世界に珈琲専門店を開店しました。 それが、昭和九年創業の「丸福珈琲店」です。 伊吹貞雄 …

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今井楽器店

1916年(大正5年)に、江戸時代から続く芝居茶屋「稲竹」を廃業した今井寛三さんが同じ場所で「今井楽器店」を始めました。 後にブギの女王・笠置シヅ子さんを売り出す服部良一さんも常連であり、彼は道頓堀が育んだ洋楽を音楽を「 …

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通天閣

1912年7月3日、 通天閣は新世界に、ルナパークと共に建設されました。 大阪土地建物の社長・土居通夫(どいみちお)さん考案による、凱旋門の上にエッフェル塔を乗せたデザインは、新世界のことを建設中に「新巴里」と呼んでいた …